2023/02/12

保育士の専門学校の中には、社会人や既卒者をサポートしてくれるところもあります。短大や大学を出てから保育士になりたくなったり、社会人や主婦から保育の道に入りたくなった人向けのサポートです。具体的には、対象者には学費の負担が軽くなる授業料の免除制度や、既修得単位の認定などがあります。専門学校で学ぶのにはお金がかかるので、勉強したいけれども入学するため資金がない人には嬉しい制度です。
教育訓練給付というのもあり、一定の条件を満たす雇用保険の在職者は離職者が厚生労働大臣の指定する専門実践教育訓練を受講して修了すると、本人が訓練施設に支払った費用がハローワークから支給される制度が使えます。これを利用するには45歳未満で失業状態などの一定の条件をクリアする必要がありますが、もし改めて保育士の道を選びたくなった社会人には使える可能性がある制度です。専門学校というと高校卒業くらいの年齢の人しかいなそうですが、実際には働きながら通学したり、家庭と両立しながら勉強している人もいます。保育分野以外で仕事をしていた人でも、やっぱり保育士になりたいという場合は夢を諦めないで学べば、資格を取得して子どもたちの保育に関われる可能性があります。
子どもが好きで、なおかつ体力に自信のある人だと若手の保育士たちに混じって仕事をしても活躍できるでしょう。専門学校によって利用できる制度は異なるので、自分が利用したい制度があるかどうかをホームページなどで確認しておきましょう。